赤穂市「忠臣蔵」浮世絵データベース 検索結果(簡易情報)

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作品No. AkoCH-S0003 CoGNo. AkoCH-S0003 Co重複: 1 出版年: 弘化04 (1847) 月日 地: 江戸 出版備考: ~嘉永05 順No.:( )
絵師略称 国芳 絵師Roma Utagawa Kuniyoshi 落款印章 一勇斎国芳画(芳桐印) 彫師摺師 画中文字人名 一筆庵 改印 村田、米良 判型 大判/錦絵 続方向 作品位置 016:017/01;01 異版
作品名1 「誠忠義心伝」 ( せいちゅうぎしんでん ) 1印No. 0331 1板元No. 0154 1板元名 海老屋 林之助 板元文字 ト 堀江町 海老林
作品名2 「十六」「矢頭蝶助教次」 ( やとうちょうすけのりつぐ ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 武者絵  画題 忠臣蔵  シリーズNo. 誠忠義心伝(国芳・海老林) 資料部門 浮世絵
作品No. AkoRH-R0310-07 CoGNo. AkoRH-R0310-07 Co重複: 1 出版年: 弘化04 (1847) 月日 地: 江戸 出版備考: ~嘉永01頃 順No.:( )
絵師略称 国芳 絵師Roma Utagawa Kuniyoshi 落款印章 一勇斎国芳画(芳桐印) 彫師摺師 画中文字人名 一筆庵 改印 村松、吉村 判型 大判/錦絵 続方向 作品位置 007:051/01;01 異版
作品名1 「誠忠義士伝」 ( せいちゅうぎしでん ) 1印No. 0331 1板元No. 0154 1板元名 海老屋 林之助 板元文字 ト 堀江町 海老林
作品名2 「阪垣源蔵正堅」「七」 ( さかがきげんぞうまさかた ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 武者絵  画題 忠臣蔵  肖像  シリーズNo. 誠忠義士伝(海老林) 資料部門 浮世絵
作品No. AkoRH-R0310-08 CoGNo. AkoRH-R0310-08 Co重複: 1 出版年: 弘化04 (1847) 月日 地: 江戸 出版備考: ~嘉永01頃 順No.:( )
絵師略称 国芳 絵師Roma Utagawa Kuniyoshi 落款印章 一勇斎国芳画(芳桐印) 彫師摺師 画中文字人名 一筆庵 改印 村松、吉村 判型 大判/錦絵 続方向 作品位置 008:051/01;01 異版
作品名1 「誠忠義士伝」 ( せいちゅうぎしでん ) 1印No. 0331 1板元No. 0154 1板元名 海老屋 林之助 板元文字 ト 堀江町 海老林
作品名2 「行川三平宗則」「八」 ( ゆくかわさんぺいむねのり ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 武者絵  画題 忠臣蔵  肖像  シリーズNo. 誠忠義士伝(海老林) 資料部門 浮世絵
作品No. AkoRH-R0310-22 CoGNo. AkoRH-R0310-22 Co重複: 1 出版年: 弘化04 (1847) 月日 地: 江戸 出版備考: ~嘉永01頃 順No.:( )
絵師略称 国芳 絵師Roma Utagawa Kuniyoshi 落款印章 一勇斎国芳画(芳桐印) 彫師摺師 画中文字人名 一筆庵 改印 村田、米良 判型 大判/錦絵 続方向 作品位置 022:051/01;01 異版
作品名1 「誠忠義士伝」 ( せいちゅうぎしでん ) 1印No. 0331 1板元No. 0154 1板元名 海老屋 林之助 板元文字 ト 堀江町 海老林
作品名2 「木浦岡右衛門貞行」「廿二」 ( きうらおかえもんさだゆき ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 武者絵  画題 忠臣蔵  肖像  シリーズNo. 誠忠義士伝(海老林) 資料部門 浮世絵
作品No. AkoRH-R0310-25 CoGNo. AkoRH-R0310-25 Co重複: 1 出版年: 弘化04 (1847) 月日 地: 江戸 出版備考: ~嘉永01頃 順No.:( )
絵師略称 国芳 絵師Roma Utagawa Kuniyoshi 落款印章 一勇斎国芳画(芳桐印) 彫師摺師 画中文字人名 一筆庵 改印 村田、米良 判型 大判/錦絵 続方向 作品位置 025:051/01;01 異版
作品名1 「誠忠義士伝」 ( せいちゅうぎしでん ) 1印No. 0331 1板元No. 0154 1板元名 海老屋 林之助 板元文字 ト 堀江町 海老林
作品名2 「蔵橋全助武幸」「廿五」 ( くらはしぜんすけたけゆき ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 武者絵  画題 忠臣蔵  肖像  シリーズNo. 誠忠義士伝(海老林) 資料部門 浮世絵
作品No. AkoRH-R0310-26 CoGNo. AkoRH-R0310-26 Co重複: 1 出版年: 弘化04 (1847) 月日 地: 江戸 出版備考: ~嘉永01頃 順No.:( )
絵師略称 国芳 絵師Roma Utagawa Kuniyoshi 落款印章 一勇斎国芳画(芳桐印) 彫師摺師 画中文字人名 一筆庵 改印 村松、吉村 判型 大判/錦絵 続方向 作品位置 026:051/01;01 異版
作品名1 「誠忠義士伝」 ( せいちゅうぎしでん ) 1印No. 0331 1板元No. 0154 1板元名 海老屋 林之助 板元文字 ト 堀江町 海老林
作品名2 「相原江助宗房」「廿六」 ( あいはらえすけむねふさ ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 武者絵  画題 忠臣蔵  肖像  シリーズNo. 誠忠義士伝(海老林) 資料部門 浮世絵
作品No. AkoRH-R0310-27 CoGNo. AkoRH-R0310-27 Co重複: 1 出版年: 弘化04 (1847) 月日 地: 江戸 出版備考: ~嘉永01頃 順No.:( 1847 )
絵師略称 国芳 絵師Roma Utagawa Kuniyoshi 落款印章 一勇斎国芳画(芳桐印) 彫師摺師 画中文字人名 一筆庵 改印 衣笠、浜 判型 大判/錦絵 続方向 作品位置 036:051/01;01 異版
作品名1 「誠忠義士伝」 ( せいちゅうぎしでん ) 1印No. 0331 1板元No. 0154 1板元名 海老屋 林之助 板元文字 ト 堀江町 海老林
作品名2 「矢多五郎右衛門祐武」「三十六」 ( やたごろうえもんすけたけ ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 武者絵  画題 忠臣蔵  肖像  シリーズNo. 誠忠義士伝(海老林) 資料部門 浮世絵
作品No. AkoRH-R0310-32 CoGNo. AkoRH-R0310-32 Co重複: 1 出版年: 弘化04 (1847) 月日 地: 江戸 出版備考: ~嘉永01頃 順No.:( )
絵師略称 国芳 絵師Roma Utagawa Kuniyoshi 落款印章 一勇斎国芳画(芳桐印) 彫師摺師 画中文字人名 一筆庵 改印 吉村、村松 判型 大判/錦絵 続方向 作品位置 032:051/01;01 異版
作品名1 「誠忠義士伝」 ( せいちゅうぎしでん ) 1印No. 0331 1板元No. 0154 1板元名 海老屋 林之助 板元文字 ト 堀江町 海老林
作品名2 「大星清左衛門信清」「三十二」 ( おおぼしせいざえもんのぶきよ ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 武者絵  画題 忠臣蔵  肖像  シリーズNo. 誠忠義士伝(海老林) 資料部門 浮世絵
作品No. AkoRH-R0310-36 CoGNo. AkoRH-R0340-35 Co重複: 1 出版年: 弘化04 (1847) 月日 地: 江戸 出版備考: ~嘉永01頃 順No.:( 1847 )
絵師略称 国芳 絵師Roma Utagawa Kuniyoshi 落款印章 一勇斎国芳画(芳桐印) 彫師摺師 画中文字人名 一筆庵 改印 村田、米良 判型 大判/錦絵 続方向 作品位置 035:051/01;01 異版
作品名1 「誠忠義士伝」 ( せいちゅうぎしでん ) 1印No. 1板元No. 0154 1板元名 海老屋 林之助 板元文字
作品名2 「早野輪助常成」「三十五」 ( はやのわすけつねなり ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 武者絵  画題 忠臣蔵  肖像  シリーズNo. 誠忠義士伝(海老林) 資料部門 浮世絵
作品No. AkoRH-R0310-40 CoGNo. AkoRH-R0310-40 Co重複: 1 出版年: 弘化04 (1847) 月日 地: 江戸 出版備考: ~嘉永01頃 順No.:( )
絵師略称 国芳 絵師Roma Utagawa Kuniyoshi 落款印章 一勇斎国芳画(芳桐印) 彫師摺師 画中文字人名 一筆庵 改印 衣笠、浜 判型 大判/錦絵 続方向 作品位置 040:051/01;01 異版
作品名1 「誠忠義士伝」 ( せいちゅうぎしでん ) 1印No. 0331 1板元No. 0154 1板元名 海老屋 林之助 板元文字 ト 堀江町 海老林
作品名2 「矢間真六光風」「四十」 ( やざましんろくみつかぜ ) 2印No. 2板元No. 2板元名 板元備考
分類 武者絵  画題 忠臣蔵  肖像  シリーズNo. 誠忠義士伝(海老林) 資料部門 浮世絵
作品No. AkoCH-S0003 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. AkoRH-R0310-07 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. AkoRH-R0310-08 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. AkoRH-R0310-22 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. AkoRH-R0310-25 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. AkoRH-R0310-26 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. AkoRH-R0310-27 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. AkoRH-R0310-32 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. AkoRH-R0310-36 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. AkoRH-R0310-40 配役  
興行名 よみ 場立
外題 よみ 場名
所作題 よみ 音曲種
細目種 よみ 上演年 場所 劇場
作品No. AkoCH-S0003  
画中文字 .矢頭〈やとう〉.教次〈のりつぐ〉は.梶原〈かじはら〉の.麁流〈そりう〉なり .家〈いへ〉の.紋〈もん〉.矢〈や〉の.羽〈は〉を .並〈なら〉べて.之〈これ〉を.用〈もち〉ゆ .数代〈すだい〉.朝野〈あさの〉.家〈け〉に.仕〈つか〉へ.恩顧〈おんこ〉の .者〈もの〉なるゆゑ.主家〈しゆか〉の.変凶〈へんけう〉を.無念〈むねん〉におもひ .寸暇〈すんか〉も.憤〈いきどほ〉り.止〈やむ〉かたなく.誓紙〈せいし〉.盟約〈めいやく〉の .列〈れつ〉に.入〈いり〉.既〈すで〉に.殉死〈じゆんし〉と.決定〈けつじやう〉せしに .城〈しろ〉を.渡〈わた〉して .離散〈りさん〉なすべき.違約〈いやく〉となり .浪人〈らうにん〉せり .始〈はじめ〉.風邪〈ふうじや〉におかされ .次第〈しだい〉に.大病〈たいびやう〉となり.赤尾〈あかを〉を .退身〈たいしん〉して.京都〈きやうと〉に.仮住〈かぢう〉なせしかども .日々〈ひゞ〉.病〈やまひ〉.重〈おも〉り.本服〈ほんぶく〉の.体〈てい〉.見〈み〉へざりければ .子息〈しそく〉.与茂七〈よもしち〉.其〈その〉.年〈とし〉十六.才〈さい〉なりしを.枕〈まくら〉の.元〈もと〉に.呼〈よび〉 .妻〈つま〉にも.兼〈かね〉ての.存念〈ぞんねん〉を.物語〈ものがたり〉して.大星〈おほぼし〉へ与茂七を .誘引〈いざなひ〉 .某〈それがし〉の.遺志〈いし〉を.嗣〈つが〉せたまはるべしと.頼〈たの〉み.来〈きた〉るべし .若〈もし〉 与茂七.若年〈じやくねん〉にして.其〈その〉.器〈き〉に.当〈あたら〉ざる.時〈とき〉は.由良之助〈ゆらのすけ〉.殿〈どの〉 .手〈て〉づから.刺殺〈さしころし〉て.殉死〈しゆんし〉の.列〈れつ〉に.加〈くは〉へたまはるやう.我〈わが〉.心底〈しんてい〉を.演〈のべ〉 .承諾〈しやうだく〉あらば.夫〈それ〉を.冥土〈めいど〉の.思〈おも〉ひ.出〈で〉に.快〈こゝろよ〉く.往生〈わうじやう〉すべしと.苦〈くるし〉き .息〈いき〉をつぎながら.二人〈ふたり〉に.示〈しめ〉し .扨〈さて〉.枕元〈まくらもと〉にある.刀〈かたな〉を.取〈とり〉て与茂七に .与〈あた〉へていふやう .是〈これ〉わが.重代〈ぢうだい〉の.譲〈ゆづ〉り.物〈もの〉なれば.此〈この〉.刀〈かたな〉を.肌身〈はだみ〉.離〈はな〉さず .本望〈ほんもう〉を.遂〈とげ〉る.時節〈じせつ〉に.至〈いたら〉ば.某〈それがし〉に.代〈かはり〉て.他〈ひと〉に.勝〈すぐ〉れし.誉〈ほまれ〉を.取〈とる〉べしと .事〈こと〉おちもなく.言置〈いひおき〉て.終〈つい〉に.其〈その〉まゝ.息〈いき〉.絶〈たへ〉けり .斯〈かく〉て.妻〈つま〉与茂七は .愁傷〈しうしやう〉やるかたなしといへども.其〈その〉.意〈い〉を.大星〈おほぼし〉に.告〈つげ〉 .父〈ちゝ〉に.代〈かは〉りて.連判〈れんばん〉の .列〈れつ〉に.加〈くは〉はり.教次〈のりつぐ〉が.遺命〈いめい〉を.嗣〈つぎ〉て.忠臣〈ちうしん〉の.名〈な〉を.後代〈こうだい〉に.残〈のこ〉せしも .謂〈いはれ〉は.斯〈かく〉とぞしられけり           応需 一筆庵誌
組解説 01大星良雄内室石女・02山岡覚平の妻竹女・03織部金丸の娘花女・04斧寺重内妻・05塩谷家の奥女中都多の局・06天川屋義兵衛・07上島門弥・08後室瑶心院尼・09富守祐右衛門の母・10竹林定七の母・11相原江助宗房妹・12島原の遊君柏木太夫・13浦松半太夫の妻・14岡野銀右衛門妻・15礪師田左衛門・16矢頭蝶助教次・17大星三平信知 個別解説
組備考 個別備考
作品No. AkoRH-R0310-07  
画中文字 「源蔵は鎗術に達者にて手煉他に勝れたり 常に大酒を好み昼夜酒気絶ず一升徳利を刀の柄に結付て途中といへども是を嗜 されども美味珍物を食せず質素倹約を守り常々麁服を着して更に奢心なく廉直の生なり 赤尾離散の野馳本庄林町に住す 君恩を片時も忘るゝことなく毎月主君の明日には飯より好なる酒を呑ず 鬱々として涙にくれ無念の体押はかりて憐なり 或日不羽勝右衛門尋に来り戯場にて主君の営中にて刃傷に及びたる事を狂言に脚色興行して大当なるよし見物に参るべしと誘ければ源蔵取あへず同道して竹之丞の芝居見物なせしに将して其趣なりければ二個とも憤りに堪ず頭取花井才三郎を罵り打擲して其狂言を仕換させしとなり 後に大星此事を伝聞大望ある身にては斯事など慎べきよし異見を加へけるとなん 畢竟忠義一図の心より酒興に乗せし故なるべし 応需一筆庵誌」
組解説 個別解説
組備考 個別備考
作品No. AkoRH-R0310-08  
画中文字 「君は船なり臣は水 水よく船を浮とも水又船をくつがへす 君々たれば臣また臣たり 高貞臣を愛すること子の如し 臣も君を想ふこと子の父母を慕ふがごとし されば同盟の義士主君の鬱憤片時も忘るゝ暇なく寝食を捨粉骨細身して本懐を遂ん事を欲るの外他事なし 三平流浪して司馬辺の武家に伯母聟あり 爰に旅宿せしかば三平の人品骨柄といひ武芸算筆に達せし者ゆゑ奉公住を勧めかれとも望ありと答て更に受がはず 日々未明に出て黄昏に戻れり 或日三平酒肴を調へ叔父伯母に向ひ永く厚恩に預り候所此度志願成就なし旅行致につき暇乞かた/”\一献を勧めたきよしにて快酒を嗜衣類手道具などそれ/\に分与へやがて夕暮に立出けるが 其夜高野家へ乱入なし勇々しき働きをなし修練の剽姚敵あまた打取て同盟の義士等ひとしく本望を遂たり 夫より華岳寺へ引取に☆(三水+自)宗則は叔父の門前を悦び勇て通りけるとぞ」「辞世 まてしばし死出の旅路は馴ずとも 我さきかけて道しるべせん 応需一筆庵誌」
組解説 個別解説
組備考 個別備考
作品No. AkoRH-R0310-22  
画中文字 「木浦貞行は赤尾譜代の忠臣なり 手跡を善し軍学に長じ身の丈高く逞しき人品なり 高野へ夜討の働き目覚しく猛虎の荒たる如く山をも劈勢ひにて相手を撰まず渡り合火花を散して戦ひければ喉乾息切れけるにぞ 茶道坊主身を縮震ゐるを貞行尻目に係汝水にてもゆにても早く持来れ命を助け得させんといへば坊主は立んとすれども足腰立ず頻に傍を指差ければ貞行は打笑ひ合の襖を蹴倒せば茶の間と見へて台子あり 炉に湯のぬるみて有ければ思ふまゝに是を呑 以前の坊主衿首捕へ主人の居間へ案内せよと先に立てず進入るを大の男踊出奧へやらじと止むるを邪魔ひろぐなと早足の立て倒れけるを見返りもせず奥の間へ踏込/\戦ひける 其時袖印に一絶の詩あり 身寄寒雲来東海 命因恩義世塵中 看花呑酒跋幾歳 時矣暁天霜雪風 おもひきや我ものゝふの道ならでかゝる御法の縁にあふとは 木浦貞行 応需一筆庵誌」
組解説 個別解説
組備考 個別備考
作品No. AkoRH-R0310-25  
画中文字 「蔵橋武幸は武勇他に勝れ短気の生質なり 高野討入の時烈気働きなし兼て矢間兄弟大工棟梁易右衛門より高野屋敷の普請絵図を捜り貰請造作に機関有事を聞得たりければ師直の居間に切入りしに速くも逃て夜具のみ有り手を入れて窺ひみるに未温まり有けれは遠くは逃じ床の間の懸物取退け壁を押ば脊面の座敷の庭先へ出る仕掛となりて有り 武幸得たりと飛入て其抜道を撈せども師直更にある事なければ庭の続の雑部屋ならんと扨こそ心得しとなり 矢間千崎竹林は此時雑部屋を取巻て半弓にて雨の如くに射込し矢先にこゝへかねて内より二個切て出しを武幸引請戦ひけり 応需一筆庵誌」
組解説 個別解説
組備考 個別備考
作品No. AkoRH-R0310-26  
画中文字 「宗房は其性廉直にして言葉数少く柔和の士なり 算筆に達し金奉行を勤けり 素より武芸に通じ弓を善す 志し金鉄の忠臣なるゆへ赤城離散すといへども大星の指規を離れず山科の辺に在て復讐発足の期にも良雄と倶に関東に下り敵邸の近き所に居住なし刻煙草を売歩行高野の奴僕には格別下直売様子を窺ふ 既に本意を遂んと欲する以前故郷播州小野村に妹縁付てありければ暇乞の書状に添て 「降積る雪に見ぬ夜の恋しきは筆墨のあと思ひ出にして ト書送りしとなん 夫より討入の夜は手痛き働きして敵あまた打取菩提所に在て義士の面々取調の頃口すさみに 春来ぬとさしもしらしな年月のふりゆくものは人のしら髪 優に☆(身+花)しき心ばへなり 危きに臨て命を致さず死を偸て残生を忍ぶ小山田大野の属の姦賊に比ぶれば名玉と瓦礫の違ひあり 実に誠忠の鑑と謂つべし 応需一筆庵誌」
組解説 個別解説
組備考 個別備考
作品No. AkoRH-R0310-27  
画中文字 「祐武は播州退去の后大和国戸津川村に縁者有て妻並に七才の忰作十郎を伴ひ暫く滞留なしけるに大星より催促ありて都に赴き芳田宙左衛門に従ひ妻子を連て東に下り斯波土器町に住す 塙武助と変名して柔術の指南をなせり 報讐の夜祐筆部屋より行灯花挿茶碗土瓶の類を擲打ければ五郎右衛門大に怒り大声に比興の振舞尋常に勝負せよと詈ければ十木治部右衛門と名乗切て出るを得たりや応と渡り合上段下段と切結ぶに十木も聞ゆる手煉の早業上住よりの附人なれば一所懸命の戦ひに五郎右衛門も思ひの外の十木の手並と思ひ込で打こむ太刀先十木が右の肩先より左のあばらへ袈裟掛に二段に切て捨たりける 刀は二字の国俊なり 手練は日ごろの功積て遖れ業物妙なりと翌日検死の人々も感ぜぬものはなかりしとぞ 応需 一筆庵誌」
組解説 個別解説
組備考 個別備考
作品No. AkoRH-R0310-32  
画中文字 「大星信清は由良之助の従弟なり 分家にて武器改役を勤二百石を賜れり 大星孫三郎混同源四郎等皆由良之助の一類にて盟約に連暑といへども故有て討入の砌は都に残り義士の列に入ず 信清は武術に通暁して血気隆の壮士なるゆへ良雄の関東に下着の遅き事を待侘敦圉て原芳田の両士に頻と討入の催促なす 斯て弥復讐の日限に至しかば勇悍つて本庄なる織部の宅に独四五日先に馳ゆき兼て用意の弓箭鎗長刀其外入用の道具を取調一日千秋の思ひをなして俟ける程に十四日の夜は眠に着ず勇すゝんで討て入裏門を乗越四番手に備へたれども敵大勢と渡り合獅子奮迅の勢ひに当る者こそなかりける かゝる所に高野右兵衛師泰の用人須藤専右衛門と名乗掛討て係るを信清は心得たりと刀を合せ一声叫で討込ば須藤も武芸の達人なれば身をひらめかして飛退く 互に神出鬼没の剽姚息をも養ず戦ひしに信清の忠義の切先発と飛ちる火花に須藤は眼眩て腕狂へば透さず付入肩先よりあばらの下まで切下る濆しる血と共侶に叫もあへず死たりければ見返りもせず驀直に奥の方へと馳ゆきけり 応需 一筆庵誌」
組解説 個別解説
組備考 個別備考
作品No. AkoRH-R0310-36  
画中文字 「早野常成は弓術に達し百的百中翦矢なし 報讐の夜同姓なりとて大星良雄勘平の殉死を憐み早野常世討死と鎗院に書常成に持して敵邸に赴しむ 斯て其夜の働きに裏門口より馳向ひ一番鎗に門番人を突留是を勘平の働きとなし夫より長家の家根伝ひに出口を矢次早に射立ける程に火事と心得用意もなく外面へ欠出たる者共は不意の矢疵を蒙りて驚き内へ逃込のみ出遇ふ者は一個もなし 夫より師直が居間を目がけ踏込/\相手を撰まず勇を震て戦ひ終に呼子の笛を聞て雑部屋に衆り敵の首級を得たりしとぞ 常成誹諧を好沾徳の門に入て俳名を如柳と号り 本望を遂て 魂や風にはなるゝ凧 如柳 夜討の折脊負たる箙に短冊を付て一首の歌あり 梓弓やまとの道はふみもせず小手指原に雪は降ども 如柳 応需一筆庵誌」
組解説 個別解説
組備考 個別備考
作品No. AkoRH-R0310-40  
画中文字 「釈宗貞信士」「真六は矢間喜平の三男なり 勇気逞しく武芸に達し倶不戴天の忠誠金鉄の如く同盟の義士と関東に赴き江都格子町に借宅して父喜平兄重太郎と倶に敵邸の様子を窺ひ日夜植住家より高野家へ通路の道筋を徘徊して師直の空虚を探り大星の出府を俟わび再度原郷右衛門に討入の事を催促なしけるに風与高野家普請の絵図を所持なす大工棟梁ありと聞出し真六悦び其手続へ採入けるを同盟の中田利平太と言し者矢間と同居なし居たりしが此事を聞て密に彼大工と謀り絵図を真六に金子十両に售んといひける事顕れ利平太は変心して逐電なせしかば其事の敵の間者に漏んことを恐れて潜に利平太を尋ね出し神田なる風呂屋にて出会口論に托て討果しけるに人殺しの吟味きびしく兼て大星の借置留守居させける瀬尾孫左衛門の偶居川崎なる平間村に隠れ忍びけるに討入の前千崎弥五郎より廻文をもつて知らせしかば悦びて本所に来り夜討に至りて花々しき働きをなせしといへり 応需一筆庵誌」
組解説 個別解説
組備考 個別備考
作品No. AkoCH-S0003 所蔵者名 赤穂市教育委員会市史編さん室 所蔵者資料No. 蔵印
所蔵者URL http://www.city.ako.lg.jp/
所蔵者著作権表示 Copyright © City of Ako, All Rights Reserved.
所蔵者利用規定URL http://www.city.ako.lg.jp/edu/shougai/akoukiyoedatebase.html
作品No. AkoRH-R0310-07 所蔵者名 赤穂市立歴史博物館 所蔵者資料No. 蔵印
所蔵者URL http://www.ako-rekishi.jp/
所蔵者著作権表示 Copyright © City of Ako, All Rights Reserved.
所蔵者利用規定URL http://www.city.ako.lg.jp/edu/shougai/akoukiyoedatebase.html
作品No. AkoRH-R0310-08 所蔵者名 赤穂市立歴史博物館 所蔵者資料No. 蔵印
所蔵者URL http://www.ako-rekishi.jp/
所蔵者著作権表示 Copyright © City of Ako, All Rights Reserved.
所蔵者利用規定URL http://www.city.ako.lg.jp/edu/shougai/akoukiyoedatebase.html
作品No. AkoRH-R0310-22 所蔵者名 赤穂市立歴史博物館 所蔵者資料No. 蔵印
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作品No. AkoRH-R0310-25 所蔵者名 赤穂市立歴史博物館 所蔵者資料No. 蔵印
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作品No. AkoRH-R0310-26 所蔵者名 赤穂市立歴史博物館 所蔵者資料No. 蔵印
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作品No. AkoRH-R0310-27 所蔵者名 赤穂市立歴史博物館 所蔵者資料No. 蔵印
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作品No. AkoRH-R0310-32 所蔵者名 赤穂市立歴史博物館 所蔵者資料No. 蔵印
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作品No. AkoRH-R0310-36 所蔵者名 赤穂市立歴史博物館 所蔵者資料No. 蔵印
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作品No. AkoRH-R0310-40 所蔵者名 赤穂市立歴史博物館 所蔵者資料No. 蔵印
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